元埼玉県警捜査一課刑事の佐々木成三さん。
最近は犯罪評論家として情報番組に引っ張りだこですね。
佐々木成三さんの分かりやすい解説と容姿のイケメンさに注目が集まりますが、同時になぜ安定した警察官という職業を退職したのかも気になるところです。
この記事では元埼玉県警捜査一課刑事の佐々木成三さんの退職理由を中心にまとめています。
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佐々木成三の退職理由
元埼玉県警捜査一課刑事の佐々木成三さんは22年間警察官の経験を活かし、現在は警察官を退職し犯罪評論家としてメディアに出演したり、講演活動を通して犯罪を防止する活動に尽力されています。
県警本部の捜査一課の刑事さんと言えば、警察官の花形であり憧れる人も多いかと思います。
警察官として第一線で活躍されていた佐々木成三さんですが、なぜ安定した職業を途中で退職されたのか気になりますね。
佐々木成三さんの大まかな経歴を見てみましょう。
- 生年月日: 1976年11月13日
- 年齢: 47歳(2023年の誕生日で)
- 出身地: 岩手県一関市
- 学歴: 岩手県立一関第二高等学校
- 趣味: 野球
- 特技: デジタル解析
- 実家の家族構成: 母親、兄二人
佐々木成三さんは岩手県の出身で最終学歴は岩手県立一関第二高等学校で偏差値は46です。
佐々木成三さんの両親は佐々木さんが小学校一年生のと似に離婚をしており、母親が3人の子供を引き取り母子家庭で育っています。
母親は大黒柱になって働き、食事などは祖母は主に面倒を見てくれていたそうです。
佐々木成三さんの二人のお兄さんは大学に進学しましたが、二人の兄を見て佐々木成三さんはこれ以上母親に経済負担をかけられないと大学進学はしなかったそうです。
佐々木成三さん曰く、「学費の安い国立大学を受験するだけの学力はなかった。」と述べています。
佐々木成三さんは子供の頃から刑事さんになることが夢でもあったことから、最短ルートで大学に進学せずに高卒で警察官の試験を受験することを選択。
岩手県警を受けますが当時の岩手県警の採用枠が少なく、不合格でした。
そして同一試験で第二志望として希望していた埼玉県警に採用。
2017年に22年間務めた埼玉県警を退職していますが、退職当時の階級は警部補でした。
37歳の若さで警部補まで上りあげた佐々木成三さん。
40歳の時に埼玉県警を退職されています。
佐々木成三さんは、なぜ安定した職を退いたのでしょうか?
2023年6月22日放送の「徹子の部屋」に出演した際に、埼玉県警を退職した理由について次のように述べています。
佐々木成三さんが埼玉県警を退職した理由は、「犯罪を取り締まる側から犯罪が起きない環境作りを目指したい。」と言うのが一番の理由だったとのこと。
刑事時代に、犯人の検挙や被害者支援などの業務を行う中で、「犯人の異変に誰かが気付いていたら犯罪は防げたのではないか?」と次第に思うようになっていったそうです。
また、被害者に対しても同じように、「異変に誰かが気づいていれば犯罪や事件に巻き込まれることを防げたのではないか?」という思いが強まっていったと言います。
犯罪を取り締まる側から犯罪を防止する仕事は出来ないかと考えるようになり、次第に警察官を退職することを考えるようになったそうです。
警察官を辞めるにあたり、上司には「何か悪さをしたのではないか?」と言われ、周囲も佐々木成三さんが警察官を辞めることに対して驚きを隠せなかったようです。
佐々木成三さんが刑事の仕事を天職だと思っているそうです。
その思いは現在も変わることはないようです。
佐々木成三さんは現役刑事の頃は残業時間が尽きに100時間になることもザラにあったそうです。
しかし、警察官という職業に誇りを持っていた佐々木成三さんは、残業が何時間になろうが苦ではなく、辞めたいとも思ったことはなかったそうです。
佐々木成三さんが警察官の仕事をしていく中で一番心が痛んだことが、何らかの犯罪や事故に巻き込まれた被害者の姿を見ることだったと言います。
佐々木成三さんは警察官と言う住民の安全を守る仕事に従事していながら、犯罪や事故を未然に防ぐことが出来ないことにジレンマを感じていたようです。
何の罪もない人が犯罪に巻き込まれ残された家族の心のケアをしていなく中で、何とか事件も未然に防げないだろうかと思案します。
誰かが異変に気づいて防げる事故もあるのでは?と考えるようになった佐々木成三さんは、犯罪を取り締まる警察官から、犯罪を発生させない環境を作る側に転身することを決意。
現在は犯罪予防に関する活動に尽力されています。
佐々木成三さんの埼玉県警の退職の理由は、たくさんの被害者を見てきた中で犯罪が起きてから犯人の検挙をする警察官としての業務ではなく、犯罪や事故を未然に防げる環境作りに身を置きたいとの思いから警察を退職されていました。
佐々木成三さんの強い決意が伝わってくるようです。
それにしても、家族は反対しなかったのでしょうか?
佐々木成三さんが警察官を辞めたいと言うことを奥さんに伝えた際は、「何をバカなことをいってるの?」と言われたそうです。
そして、佐々木成三さん自信も自分のやりたいことを優先して家族を路頭に迷わせてもいいのかと悩んだと言います。
奥さんを説得すること5年。
最後は奥さんが、「(刑事)を辞めないで後悔するなら、やってみたら?」と後押しをしてくれたとのこと。
そして、2017年に22年間勤務した埼玉県警を退職しています。
佐々木成三さんの埼玉県警を退職した理由は、「犯罪を取り締まる側から未然に防ぐ環境作りを目指したい。」と言うことでした。
佐々木成三の年収は?
安定した職業と言われる警察官。
埼玉県警時代の佐々木成三の年収はどれくらいだったのでしょうか?
佐々木成三さんは警部補で退職していますが、埼玉県警が公表している年収によると490万円~830万円となっています。
ちょっと開きはありますが、金額云々の前に「安定」という二文字が何よりも魅力的に感じます。
安定を捨ててまで自分のやりたい事にチャレンジした佐々木成三さん。
結果的に大成功し、現在は一般社団法人スクールポリスの理事を務めており、その他にも株式会社ブルーエージェンシーに所属しながら犯罪評論家としてメディア等に出演したり、講演活動を行っています。
その他にも執筆活動、刑事ドラマの監修など活動の幅を広げています。
とくに最近では情報番組にコメンテーターとして露出が多いですが、気になるギャラは一回当たり5万円から10万円だと言われています。
現在の活躍を見る限り、埼玉県警時代よりも年収は高そうですね。
埼玉県警を退職する時に5年がかりで奥さんに説得していたそうですが、佐々木成三さんの現在の年収に奥さんはニンマリなのだそうですよ!
まとめ
元埼玉県警捜査一課刑事の佐々木成三さんの退職の理由を中心に紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
佐々木成三さんの学歴と経歴について詳しくはこちらの記事に書かれています。
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