福岡スナックママ連続保険金殺人の詳細!白雪姫こと高橋裕子について

事件事故
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福岡県で起きたスナックママ連続保険金殺人事件。

自殺に見せかけた殺人事件を起こしたのは白雪姫をもてはやされるほどの美人な女性でした。

この記事では福岡県で起きたスナックママ連続保険金殺人の詳細と犯人の高橋裕子の素顔をまとめています。

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白雪姫こと高橋裕子の生い立ちと素顔

福岡スナックママ連続保険金殺人事件 | Shumpei Haginoya
出典:syaginiya.com

福岡県スナックママ連続殺人事件の犯人は白雪姫ともてはやされるほどの美人だった高橋裕子。

高橋裕子の実家は福岡県福岡市近郊の炭鉱の街として栄えた糟屋郡志免町で靴の製造販売業を行う事業を営んでいました。

また地主でもあり、高橋裕子は裕福な家庭に生まれ育っています。

高橋裕子の母親は炭鉱の街に似合わないほど垢ぬけしており、街の中でも浮いて目立つ存在だったと言います。

そして教育熱心でブランド志向の強い母親でもあったようです。

高橋裕子は小学生になるとピアノを習い、高校生になると月に数回ピアノのレッスンのため上京していたそうです。

高橋裕子の学歴は高校はミッションスクールの福岡女子学院高等学校。

大学は武蔵野音楽大学ピアノ科に進学しています。

大学2年生の時に早稲田大学が主催するダンスパーティーに参加した高橋裕子は、一人目の夫となる鈴木と出会います。

高橋裕子は炭鉱の街で靴製造業を営む裕福な家庭に生まれ、音楽大学に進学。

恵まれたお嬢様育ちでした。

一人目夫と結婚してから徐々に人生が狂い出していきます。

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高橋裕子の一人目の旦那

早稲田大学主催のダンスパーティーで知り合ったのが一人目の旦那となった鈴木です。

高橋裕子は大学卒業の一年後の1979年に鈴木と結婚。

鈴木の実家のある福島県郡山市で新婚生活を送ることになります。

結婚から一年後に長女が誕生。

その後長男に恵まれています。

しかし、福島県郡山市での生活に馴染めなかった高橋裕子は次第に義理の母親とも上手く行かずに、この結婚は失敗だったと夫を責め立てるようになります。

また、福島県のズーズー弁が移ってしまうと、親戚付き合いも避けるようになり、しまいには福岡県の実家に帰ってしまいました。

妻の後を追うように鈴木も福岡県に移り住むことに。

高橋裕子の父親に頭金を出してもらい家を購入するも、夫の鈴木は住宅ローンの返済のために次第にギャンブルに手を染め始めます。

サラ金から多額の借金をした鈴木に愛想が尽き、1985年10月に最初の旦那とは離婚に至っています。

鈴木が作った借金は高橋裕子の父親が全て肩代わりをしたとのこと。

この件で高橋裕子は男性不信になり、金銭面で異常な執着心を抱くようになって行きます。

また生活も派手になって行きます。

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高橋裕子の2人目の旦那

高橋裕子の二人目の旦那となったのは、工務店経営の野本雄司さん。

野本雄司さんは当時34歳。

高橋裕子より4歳年下でした。

そして、知り合った当初は住宅販売メーカーに勤務。

3人の子供と奥さんがいました。

また高橋裕子も知り合った当初は、まだ鈴木と婚姻関係でした。

高橋裕子が鈴木の母親と折り合いが悪くなり福岡県に戻ってきて、実家の近くに家を購入した際に担当していたのが野本雄司さんだったのです。

二人はそのまま不倫関係から略奪婚に至っています。

野本雄司さんは一級建築士の資格を取得し、脱サラで建築設計事務所を設立します。

そして野本雄司さんと高橋裕子の間には長女と長男が誕生しています。

建築設計事務所の経営は最初は軌道に乗り羽振りの良い生活が送れていましたが、バブル崩壊の煽りを受けて次第に経営が悪化。

取り引き先の倒産などで1億円の負債を一気に抱え込んでしまいます。

生まれながらにして裕福な生活を送っていた高橋裕子にとってお金のない生活は耐え難いものとなっていました。

次第に夫に対して「あんたが死ねば借金は返せる。」と責め立てるようになり、夫も追い込まれ車の排気ガスで3回の自殺未遂を起こしています。

いずれも自殺未遂に終わった夫に対して「なぜ死ねなかった。」と更に責めます。

そして高橋裕子の出た行動は、当時長男の家庭教師をしていた九州大学院の大学生だった井出健一と共謀して、野本雄司さんに睡眠薬を飲ませて眠ったところを包丁で割腹自殺に見せかけて殺害。

殺害現場には借用書をばらまき、自殺に見せかけました。

この家庭教師の大学院生だった井出健一は高橋裕子にプロポーズをするほど、惚れこんでいたとのこと。

結局、この件では野本雄司さんの借金苦による自殺を処理され、保険金2億1000万円が高橋裕子の手に渡っています。

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高橋裕子の3人目の旦那

2人目の旦那を自殺に見せかけて殺害することに成功し、多額の保険金を手に入れた高橋裕子は福岡市中洲でスナック「フリージア」をオープン。

1999年にスナックの常連だった高橋隆之さんと3回目の結婚をします。

高橋隆之さんと結婚してから一か月後に裕子は3人目の旦那の隆之さんに2件の生命保険1億3000万円を掛けます。

2000年11月12日の深夜に高橋隆之さんを浴室で溺死に見せかけて殺害。

高橋隆之さんは事故死として処理されましたが、契約していた保険金支払いに関しては、隆之さんに糖尿病があったことを隠して保険に加入したとのことで、告知義務違反で保険金は2700万円しか支払われませんでした。

この件に関して不服として高橋裕子は保険会社を相手取り8000万円の支払いの提訴をしています。

福岡県警は高橋裕子の夫2人の死亡と保険金支払いの情報を聞きつけてから、裕子が関与していると疑い始めています。

高橋裕子の逮捕

3人目の旦那さんとなった高橋隆之さんも無事に事故死として処理され、数年が何事もなかったように過ぎていきます。

しかし、高橋裕子は2004年7月22日に不倫相手の男性から100万円を脅し取ったとして逮捕に至りました。

高橋裕子は中洲で経営していたスナックにきた男性客と不倫関係に持ち込んで、関係を持った男性客に対して「家族に私との関係をばらす。」を脅し、数人の男性客から現金数百万円を用意させ騙し取っていました。

この件で高橋裕子は詐欺容疑で逮捕。

2人の旦那の死亡と保険金支払いで、福岡県警は高橋裕子が関与していると疑っていたため、この逮捕で二人の旦那の死亡についても警察は高橋裕子に追及。

ついに、高橋裕子は二人の旦那の殺害を認めました。

2011年4月26日、高橋裕子には無期懲役が確定。

女優のように美人で裕福な家庭に生まれながらにして、自分から自滅の道を歩んだ高橋裕子。

そんな高橋裕子はお金しか幸せを感じていなかったのでしょうか。

恵まれた生い立ちにしながら、何とも哀れで虚しいだけの人となってしまいました。

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まとめ

福岡スナックママ連続殺人事件の詳細と、犯人の白雪姫こと高橋裕子について紹介しました。

最後までお読み下さりありがとうございます。

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