お蕎麦屋さんの看板やメニュー表でよく目にする「十割そば」。
十割そばの正しい読み方について「じゅうわりそば」?または「とわりそば」?と一瞬悩んでしまう方も多いのでは?
そこで今回は、十割そばの正しい読み方いついてまとめてみました。
contents
十割そばの読み方

十割そばの読み方は、「じゅうわりそば」、「とわりそば」どちらが正しい読み方なのか悩むところです。
結論からすると、「じゅうわりそば」「とわりそば」どちらも正解です。
ただ、「じゅうわりそば」と読むことが一般的なのだそう。
「九割そば」→「きゅうわりそば」
「八割そば」→「はちわりそば」
つまり、九割(きゅうわり)、八割(はちわり)と読む流れから「十割そば」は「じゅうわりそば」と読むのが自然な流れと言われています。
一般的には「じゅうわりそば」と言うわけですが、「とわりそば」の読み方に関しては決して間違いではありません。
「とわりそば」と読むことについては、地域性や人によっては「とわりそば」と読むこともあるとのこと。
ちなみに、テレビのナレーションなどでは「じゅうわりそば」と読まれているようです。
やはり一般的に「じゅうわりそば」と読むことが多いということが分かりますね。
また関西方面では「十割そば」と言う言葉自体あまり使われていないそうです。
と言うのも、関西はお蕎麦よりもうどんがメインのため、「十割そば」自体を知らない人が多いのだそうですよ。
十割そばとは?
十割そばの読み方は、「じゅうわりそば」が一般的でも、「とわりそば」も正解ということが分かりました。
そこで、「十割そば」とは?と言うことで十割そばについて少し解説をしておきます。
お蕎麦を打つ時に、小麦粉や山芋をつなぎとして使用しますが、十割そばはこれらのつなぎを一切使わずにそば粉のみでそばを打ちます。
そば粉だけでつなぎを使わないとなると熟練の技のようなものが備わっていないとなかなか難しいことは容易に想像がつきますね。
恐らく素人だとつなぎを使用してもなかなか上手くお蕎麦にはならないのが現状かと思われます。
例えるならブキブキな状態のような。
100パーセントそば粉のみということは、それだけお蕎麦の香りや風味も増して美味しさも格別でしょう。
またよく耳にする「二八そば」はそば粉が八割、つなぎが二割ということになります。
機会があれば、十割そばと普通の蕎麦の味比べをしてみたいところです。
お蕎麦は追及すればするほど奥の深い食べ物ですね。
まとめ
十割そばの正しい読み方びついて解説しました。
「じゅうわりそば」、「とわりそば」どちらも正解ですが、「じゅうわりそば」が一般的に読まれているということです。
コメント