今では、セレブ感たっぷりの雰囲気を醸し出しているお笑い芸人の渡辺直美さん。
しかし渡辺直美さんの生い立ちを辿ってみると、決して裕福とは言えない生活を送られてきたようです。
今ではそんな辛かった生い立ちを微塵も感じさせずに、堂々と振舞っている渡辺直美さん。
見事にご自身のコンプレックスを魅力に変えてしまった生き様は素晴らしいと思います。
今回は、渡辺直美さんの生い立ちを学歴や経歴と一緒に紹介します。
渡辺直美の生い立ち
渡辺直美さんの生い立ちをプロフィールと合わせて紹介します。
- 生年月日 1987年10月23日(2020年で33歳)
- 出身地 茨城県石岡市
- 身長 158センチ
- 体重 107キロ
- 血液型 A型
- 出身校 石岡市立石岡中学校
- 所属事務所 吉本興業所
渡辺直美さんの出身地は茨城県石岡市となっていますが、正式な生まれは台湾の新北市で誕生しています。
日本人の父親と台湾人の母親の間に生まれていますが、渡辺直美さんが幼い頃に離婚されており、母子家庭の環境で育っています。
両親の離婚後、母親と渡辺直美さんは茨城県の石岡市に移り住んでおり、幼い頃は台湾と茨城を行ったり来たりの生活を送られていたそうです。
台湾人の母親は日本語が殆ど離せなかったそうですが、シングルマザーとなり生計を立てるべく幼い娘を連れての日本での生活。
大変な苦労をされたことでしょう。
また、渡辺直美さんは当初一人っ子と公言していましたが、後に台湾に姉がいると訂正されています。
台湾のお姉さんは父親に引き取られたのでしょうか?
日本での生活は母親と直美さんの二人暮らしだったようです。
渡辺直美の学歴
渡辺直美さんの学歴です。
●石岡市立東小学校卒業
●石岡市立石岡中学校卒業
最終学歴は中卒となっています。
渡辺直美さんは高校受験の時に滑り止めも含め3校受験し、見事にどこも落ちています。
高校受験失敗という辛い経験。
今の渡辺直美さんを見ていると、「学歴は関係ないよ!」と胸を張って言えるほど、成功し芸能界で立派に活躍されていますが、当時の受験失敗は親にとっても直美さんにとっても辛い経験だったことと思います。
高校受験失敗の背景には、渡辺直美さんの言葉の問題が大きかったようです。
日本語の分からない母親の元で育った直美さんは、日本語がほとんど話せない、理解できない状態だったと言います。
芸能界にデビューしてからの2・3年間もカタコトの日本語だったそうよ。
言葉が話せない渡辺直美さんにとっては、学校の勉強すべてをとても苦手としていたようです。
母国語も外国語も確立できていないことを「ダブルリミテッド」と言うそうですが、まさしく渡辺直美さんはこのダブルリミテッド状態だったということのようです。
今では流暢に日本語を話すことが出来ていますが、日本語取得には影ながら努力をされたことと思います。
また、母子家庭での生活状況は極貧を極めたような状態だったそうで、文房具を買ってもらえず授業では指を定規代わりにしていたという程。
このような家庭環境が影響してか、高校受験は失敗に終わっています。
高校受験に失敗してからと言って、もちろん全てが終わったわけではないことを渡辺直美さんは私たちに見せてくれていますね。
また中学一年の冬休み明けからイジメを受けていますが、直美さんをイジメた主犯格の小は、直美さんと仲良しの友達でした。
イジメの原因は「好きな人は同じ」、「名前の呼び方が気に入らない」と些細なことからイジメを受けるようになりました。
イジメの内容も陰湿みたいだったようで、上履きに「死ね」と書かれたり、「髪の毛を全部抜いてボコボコにしてやる」と言われたり。
イジメを受けていたことは母親を心配させたくなく打ち明けずに内に込めていたそうですよ。
そんな辛い時の現実を忘れさせてくれたのが、テレビのお笑い番組だったのです。
「いつか私も人を楽しませたい!」
渡辺直美さんがお笑い芸人を目指すきっかけとなっていったのです。
中学でイジメに遭っていた渡辺直美さんを思うと、茨城での学生時代は苦く辛い時間で、思い出したくもないかもしれない、、そう想像がつきそうですが、、、。
しかし、渡辺直美さんは石岡の地元愛がとても強いのです。
小学校の同窓会では毎回出席しており、皆勤賞だそうですよ。
大変な人気者となっても、地元の人との交流を続けている渡辺直美さん、それだけでも好感が持てますし素敵ですね。
渡辺直美の夢庵時代
高校受験に失敗した渡辺直美さんは、ファミリーレストランの「夢庵」で3年間アルバイトの経験があります。
今思えば、渡辺直美さんにとって夢庵での3年間は貴重な経験となりましたね。
そして、ここ夢庵でのアルバイトの賄いを一日3食べるようになって徐々に体重が増えていき、20キロも増えたそうですよ。
ちなみに渡辺直美さんは、今でも夢庵好きを公言しています。
渡辺直美さんがアルバイトをしていた夢庵は何処の店舗なのか気になりますね。
どうやら渡辺直美さんは、夢庵三鷹北野店でバイトをされていたようです。
夢庵でアルバイトを3年間続けた渡辺直美さんは、貯めたお金で吉本総合芸能学院に入学。
母親が猛反対したため、家出同然で入所した経緯があります。
やっぱり凄いですね。
母子家庭の家で育ち、食べる物も十分ではなくチラシの切り抜きを見ながらおかず代わりにご飯を食べていた、そんな少女時代を過ごしていた渡辺直美さん。
夢を持つことって大切ですね。
まとめ
渡辺直美さんの生い立ちや学歴をまとめました。
現在の生活からは程遠い生活を余儀なくされた子供時代。
決して卑屈にならずに生きてきた渡辺直美さんの優しさや強さが現在の「渡辺直美」を支えているように思えますね。
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