神奈川県大和市で2022年2月20日に当時小学1年生の息子を殺害したとして上田綾乃容疑者42歳が逮捕されました。
上田綾乃容疑者は今まで4人の子供を出産していますが、なんと4人の子供は全て死亡しているのです。
今回は上田綾乃容疑者の生い立ちについて深掘りしてみたいと思います。
上田綾乃の生い立ち
上田綾乃容疑者の生い立ちを見ていきましょう。
上田綾乃容疑者は、神奈川県横浜市瀬谷区の出身です。
2022年8月現時点で42歳。
自称看護女子。
上田綾乃容疑者の家族構成は父親、母親、2人の弟の5人家族で育っています。
一番下の弟とは10歳近く年が離れているとのこと。
上田綾乃容疑者は地元の小中学校を卒業した後、横浜市内の商業高校に進学します。
しかしこの頃、電気関係の職人として働いていた父親が職場で持病により急死。
その2年後に母親を乳がんで失います。
上田綾乃容疑者の母親は、上田綾乃容疑者が中学生の頃に乳がんを発症したと言います。
そこから闘病生活を送る中で、父親の急死。
上田綾乃容疑者はがんの母親の看病、介護のため高校を中退し、母親の面倒を見ます。
同時に、母親の代わりに2人の弟の面倒をみることに。
父親の急死から相次いで母親までも失うという、10代の少女にしてはあまりにも重すぎる現実を背負って生きて行くことになった上田綾乃容疑者。
上田綾乃容疑者の実家は、いわゆる分家と言われる本家からの枝分かれで、上田綾乃容疑者の父親は由緒ある家元から出た人でもあったのです。
上田綾乃容疑者の父親の本家に当たる家は、上田綾乃容疑者の実家から1Kほど離れた場所にあったそうです。
その本家には上田綾乃容疑者の祖父母と、叔父家族が住んでいました。
しかし、本家と上田綾乃容疑者の家族は絶縁状態であったと言います。
また、本家の祖父は大正生まれで元NHKの職員だったとのことで、かなりのエリートだったようです。
上田綾乃容疑者の祖父は長男に後を継がせ、次男であった上田綾乃容疑者の父親には近くに家を建てるだけの援助のみ協力したとのこと。
どういった経緯で、上田綾乃容疑者の父親と本家の仲が絶縁状態になったかは不明です。
何等かの原因で、上田綾乃容疑者の父親と本家の間には深い修正不可能な溝が出来てしまったようです。
上田綾乃容疑者の父親が急死。
相次いで母親が癌で逝去されているのも関わらず、残された上田綾乃容疑者と年の離れた弟の3兄弟は、子供3人でこの世に取り残された形になってしまったのです。
母親の看病のために高校を中退せざるを得なかった上田綾乃容疑者。
10代で父親も母親までも亡くしてしまったのです。
10代にして、年の離れた弟の面倒も見なくてもならない。
途方にくれたことでしょう。
そんな壮絶すぎる生い立ちを持って生まれた上田綾乃容疑者。
そんな背景が、後に自分の子供に手を掛けてしまうと言う、前代未聞の事件に発展してしまったかのように思わざるを得ません。
上田綾乃容疑者の最初の結婚
10代で父親も母親も失うという壮絶な経験をした上田綾乃容疑者。
やがて恋人にも恵まれ、結婚します。
横浜の瀬谷区の上田実家で結婚生活は始まりました。
上田綾乃容疑者の最初の夫となった方の名前や顔画像は不明ですが、近所の方の話によると、やせ型で若く大人しい旦那さんであったとのこと。
この上田綾乃容疑者の最初の夫は、2022年8月時点で42歳。
夫婦はあまり出歩くことはなかったと言います。
そして、2002年頃に第一子となる長男が誕生します。
上田綾乃容疑者は長男が誕生すると、日中深夜かまわずに救急車を頻繁に呼ぶようになったと言います。
この背景には上田綾乃容疑者が周囲から注目されたいという代理ミュンヒハウゼン症候群の予兆によるものであったことが疑われています。
もしかしたら父親と母親を相次いで亡くした時に、もっと周囲から手を差し伸べえてもらいたいという強い思いをずっと内に秘めて生きてきたのかもしれません。
その後、2002年に生後5か月で長男は死亡。
長男の死因はミルクの誤飲による心肺停止と判断されています。
そして、2003年に上田綾乃容疑者にとっての第二子の長女が生後2か月で亡くなっています。
長女の死因は乳幼児突然死症候群と診断されています。
いづれも、元夫が仕事に行っている時の出来事で、元夫は勤務先で長男と長女の危篤の連絡を受け取ったと言います。
元夫によると、上田綾乃容疑者は普通の人で、気を使ってくれて優しかったと言います。
また、上田綾乃容疑者は幼い子供が亡くなった際に、火葬している時に胸が張り裂けそうな思いで辛そうだったとも述べています。
上田綾乃容疑者は最初の夫との間に一男一女をもうけていましたが、いづれも幼いうちに死亡しています。
今から20年ほど前の話となります。
結局、上田綾乃容疑者は最初の夫とは離婚に至っています。
上田綾乃容疑者の2人目の夫
幼い2人の子供を亡くした上田綾乃容疑者。
最初も夫と離婚後に、新たなパートナーを見つけます。
しかし、この男性とは籍を入れずに事実婚の状態でした。
この男性との間には2人の男の子を授かります。
上田綾乃容疑者にとっては、次男と三男と言うことになります。
上田綾乃容疑者の次男は2019年8月に亡くなっています。
上田綾乃容疑者の次男が小学校一年生のときでした。
相次ぐ自分の子供の死。
神奈川県警は慎重に捜査を開始。
そして、2022年2月20日に次男(当時小学一年生)の殺害容疑で上田綾乃容疑者を逮捕。
捜査線上で、2017年4月5日に当時1歳で死亡した三男の殺人容疑でも上田綾乃容疑者を再逮捕に至っています。
これで、上田綾乃容疑者の4人の子供は全て死亡していることが判明。
ちょっとややこしいですが、まとめるとこんな感じです。
上田綾乃容疑者の元夫との間に生まれた長男と長女が死亡。
●2002年: 生後5か月で長男が死亡
●2003年: 生後2か月で長女が死亡
現在の事実婚の状態の夫との間に2人の男のが誕生するも、どちらも既に死亡。
●2017年4月5日: 当時1歳の三男が死亡
●2019年8月: 小学一年生の次男が死亡
上田綾乃容疑者は、警察の取り調べに対して「何もしていない」と述べているとのこと。
神奈川県児童相談所は、上田綾乃容疑者の行動に対して、代理ミュンヒハウゼン症候群の疑いがあるとして、上田綾乃容疑者の次男を2度保護しています。
それに対して、上田綾乃容疑者は次男を取り戻す行動に出て、実際に児童相談所から次男を引き取っています。
そんな中で、事件が起こってしまったのです。
現在、上田綾乃容疑者は次男と三男の殺害の容疑と、20年以上も前の長男と長女の殺害の疑いもかけられている状態です。
また、現在の内縁の夫は、妻を信じていると述べているとのこと。
現在は、神奈川県大和市の上田綾乃容疑者と一緒に住んでいたアパートに暮らしているとのことです。
まとめ
神奈川県大和市の自称看護女子の上田綾乃容疑者の生い立ちについて紹介しました。
最後までお読み下さりありがとうございます。
コメント