そろそろ卒業式も近づいてきました。
親にとって卒業式は一つの区切りでもあり、子供の成長を実感できる時間でもあります。
そんな感慨深い卒業式に何を着て行こうか?悩みますね。
ここで誰しも持っているブラックフォーマル。
ブラックフォーマルを購入する時に店員さんに、ブラックフォーマルは「冠婚葬祭に着まわすことができるので一着持っていると様々なシーンで着ることができます、、、。」みたいなことを言われませんでしたか?
ちなみに私は、通販を利用してブラックフォーマルを購入したのですが、カタログにも「冠婚葬祭に着まわせます。」のフレーズが書かれてました。
冠婚葬祭にも着まわせるブラックフォーマルですが、果たして卒業式にも喪服を着ても大丈夫なのでしょうか?
いくら冠婚葬祭用とは言え、お葬式に着た喪服を卒業式に着るとなると「卒業式、喪服で本当に大丈夫?」と考えてしまいますよね。
卒業式の先に待っているのは、進学や就職などお金のかかることが控えていますので、卒業式で着る親の服装には、出来るだけお金をかけないで済ませたいところです。
卒業式で喪服が大丈夫らな手持ちのものを利用するのも一つの方法ですね。
今回は、卒業式で喪服でも大丈夫なのか?について調べてみました。
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ブラックフォーマルの意味

引用:ベルーナ
ブラックフォーマルを購入するときの目的は、ほとんどの方が弔事用として用意されるのではないでしょうか?
つまりお葬式用として準備されてる方が殆どだと思います。
しかし、ブラックフォーマルの意味を理解していないと、とてももったいないということがわかりました。
ブラックフォーマルとは、礼服のことを言うそうです。
ここで勘違いしやすいのが、礼服とは喪服のことではないと言うことです。
礼服とは、慶事、弔事、両方の席で着る服のことをまとめて礼服と言うそうなんですね。
つまり、結婚式やお葬式に着る服のことを礼服と言うそうです。
黒い礼服のことをブラックフォーマル。
黒でないものは、ただのフォーマルスーツ。
パステルカラーなどの淡いカラーのものをカラーフォーマルと言うそうです。
なるほど。。。
結論からすると、卒業式で喪服を着用することは、大丈夫ということになります。
ただ、卒業式で喪服を着用する際は、気を付けない点がいくつかありそうです。
卒業式で喪服を着用する際の注意点
冠婚葬祭の行事には、ブラックフォーマルの出番で、お葬式に喪服として着用したものを卒業式に着るのをためらうのも問題ないことがわかりました。
卒業式は、正式には「卒業証書授与式」と言われ、大変厳粛な式になります。
そのような厳粛な式に出席するのに、ブラックフォーマルをセレクトすれば、格式高い印象を周りに与えられますね。
ただブラックフォーマルを卒業式などの慶事用として着用するには、いくつか注意しなければならないポイントがあるようです。
コーディネイトの注意点としては、喪服を連想させるような着こなしにしないことが肝心です。
卒業式にせっかく格式高いブラックフォーマルを選んでも、着こなし次第ではNGになってしまいますので注意しましょう。
喪服を連想させるような着こなしと言う点で、全身黒にしないということです。
インナーやストッキングの黒は、全身黒コーデになってしまい、お葬式を連想させてしまいますので避けましょう。
特にストッキングの黒、厚手のタイツの黒はNGです。
次項で、卒業式でブラックフォーマルを華やかに着こなすポイントをお伝えしますね。
ブラックフォーマルを卒業式仕様に着こなすポイント

引用:楽天
卒業式でブラックフォーマルをおめでたい卒業式仕様に着こなすには、いかに上品でありながら華やかな雰囲気を出せるかです。
卒業式でブラックフォーマルを上品でありながら華やかに着こなし、「格式高い!」と印象付けるポイントを見ていきましょう。
ストッキング

ストッキングを変えるだけでイメージが変わる
まずは、お葬式を連想させない一番のポイントがストッキングの色です。
ブラックフォーマルを卒業式仕様で着用する場合は、ストッキングはヌードカラーを選びましょう。
ストッキングをヌードカラーにするだけで、お葬式のイメージは避けられます。
厳粛な式ですので、柄物や網目の入ったものは品がなくなりますので避けましょう。
バック
引用:ベルーナ卒業式でのバックは、カジュアルでなければそれほど気にする必要はないと思います。
ブランドもののロゴこってりのバックに関しては、持つ方の価値観もありますので難しいところではありますね。
私は、何度も子供の卒業式を経験してきましたが、地域性もあるでしょうけれどブランドもののバックを持っている方も中にはおられました。
また、卒業式は殆どが体育館で行われますね。
式場の体育館では、靴からスリッパに履き替えますが、この時学校が用意してくれた袋に履いてきた靴をいれて、式場の席に座ります。
靴を入れるサブバックを持っていくといいかもしれません。
また卒業式のプログラムももらいますので、サブバックを持っていればサッとプログラムをしまうことも出来るので便利です。
アクセサリー
ブラックフォーマルを卒業式仕様に着こなす大きなポイントがアクセサリーです。
葬式には基本的にアクセサリーは必要ありません。
つけても一連のパールネックレスのみがマナーです。
ここで、余談ですがなぜ一連のパールかと言うと、二連以上のネックレスは華美である点と二重だと重なって見えることから、「不幸を重ねる」という意味でお葬式に着けるネックレスは一連のパールがマナーとされています。
卒業式では、二重のパールネックレスや長さのあるネックレスで華やかさを出すことが出来ます。
またコサージュも欠かせませんね。
コサージュをつけるだけで華やかになりますので、品のある清楚なコサージュを選ぶことがポイントです。
インナー

華やかさが出るインナー引用:ベルーナ
ブラックフォーマルを卒業式仕様に着こなすポイント、インナーです。
スーツ仕様のブラックフォーマルなら中に着るインナー次第で華やかさを出すことが出来ます。
インナーは、フリルの襟やレースのもの、淡いカラーのインナーを合わせれば、品と華やかさの兼ね揃った着こなしが出来ます。
靴
ブラックフォーマルを卒業式仕様に着こなすための靴選び。
ブラックの靴ならゴールドやシルバーの飾りが付いた靴を選びたいところです。
リボンがついた靴もいいですね。
厳粛な卒業式は、ヒールのあるパンプスで華やかさをまといたいですね。
コート
卒業式の季節は3月。
春とは言え、まだまだ寒い季節です。
フォーマルスーツの上にコートが欲しいところです。
卒業式でコートを身に着ける場合は、黒、紺、グレーの無地が無難です。
参考までに式典では、コートは脱ぐためロング丈よりも短めのコートの方が邪魔にならずにいいかもしれません。
まとめ
卒業式に喪服でも大丈夫?に関して調べてきました。
結論は、卒業式に喪服は大丈夫です。
ポイントは、品と華やかさを出す着こなしですね。
格式高い卒業式こそ喪服で臨みたいところです。
卒業式でお子様の晴れある姿を、格式高いブラックフォーマルで記念すべき一日を刻んで下さい。
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