六義園は都内の紅葉スポットとして人気の庭園です。
由緒ある六義園の紅葉は昼と夜では異なった風景を楽しむことが出来るのも魅力の一つですね。
特に六義園の紅葉のライトアップは幻想的な世界に引き込まれたようで、その美しさは圧巻です。
今回は、六義園の紅葉のライトアップの時間からアクセス方法、また六義園の紅葉のライトアップの時期は入場が制限されることもあるくらい混雑することでも知られていますが、六義園の紅葉のライトアップの混雑を少しでも回避するためのヒントも合わせてお伝えします。
是非、六義園の紅葉のライトアップに行かれる際の参考にして下さい。
六義園の詳細
六義園は、江戸期の徳川5代将軍綱吉の時代に側用人、柳沢吉保が自らの下屋敷として7年の歳月をかけて完成させた回遊式築山泉水の大名庭園です。
明治の初年になって三菱財閥の創業者、岩崎弥太郎が六義園を購入し、維新後に荒れたままになっていた庭園を整備し、現在の赤煉瓦の塀で囲みました。
六義園は、関東大震災や東京大空襲の被害を受けることなく、現在に至ってるというとても貴重な由緒ある庭園だということです。
昭和13年には、東京市に寄贈されています。
関東大震災や東京大空襲も大きな被害もなく、赤煉瓦の塀の囲みは明治時代からそのままだということですので、長い年月をかけて守られてきた六義園の貴重さを感じながら見学すると、また思いも違ったものになるのではないでしょうか。
六義園の庭園内には、イロハカエデ400本、ハゼノキ、イチョウ、560本が植えられており、赤や黄色の色鮮やかな紅葉を、都内に居ながらにして自然の豊かさを楽しむことの出来る憩いの場所となっています。
また、春にはしだれ桜のスポットとしても人気となっています。
住所:東京都文京区駒込6-16-3
TEL03-3941-2222
六義園の紅葉のライトアップの時間と見頃時期
六義園の紅葉の見頃は例年ですと11月上旬から色づき始め、11月下旬から12月上旬にかけて一番の紅葉の見頃時期となっています。
近年では紅葉のピークは12月に入ってからのことが多いようです。
六義園では、紅葉の見頃の時期に合わせてライトアップが施されます。
六義園の通常の開園時間は9:00~17:00(最終入園16:30)となっていますが、ライトアップ期間は開園時間を21:00まで延長されます。
では、六義園のライトアップの期間と時間です。
ライトアップの期間:11月17日(土)~12月9日(日)
ライトアップの時間:日没~21:00まで(最終入園20:30)
入園料:一般300円、65歳以上150円、小学生以下と都内在住、在学の中学生は無料
江戸期に造られ、関東大震災や東京大空襲を免れてきた由緒ある立派な回遊式庭園を、お手頃な300円で見学できるというのも嬉しいところですね。
六義園紅葉のライトアップの見どころ
六義園の紅葉のライトアップの見どころを見ていきましょう。
渡月橋
渡月橋は、六義園の中でも特に穴場スポットとして人気のスポットです。
石橋を彩る紅葉がとても色鮮やかで、橋と池と紅葉を一枚の写真に収めると素晴らしい光景となります。
特に池の水面に映る紅葉の木々や橋は感動的ですね。
写真が趣味の方は要チェックポイントです。
水香江
水香江はかつては、蓮池があった場所ですが、現在は蓮池の跡地となっています。
水香江はライトアップによって、かつての蓮池を見事に再現させています。
青いライトを配置して水に見せかた演出をしているんですね。
青いライトがなんとも幻想的で、本当の池があるような錯覚さえ覚えます。
こちらも六義園の紅葉のライトアップの穴場スポットとして人気です。
是非、この青さをしっかりと写真に収めて下さい。
つつじ茶屋周辺

出典:twitter
つつじ茶屋周辺には、色とりどりのもみじが生い茂っています。
江戸期から続いている六義園ということで、もみじの木もかなり大きくなっており、庭園の中を歩いているというよりも、実際に森の中を歩いているような感じになります。
都内の中の庭園だということをすっかり忘れてしまいそうな、自然そのものです。
都内でこんな素晴らしい紅葉が楽しめるのも六義園ならではですね。
藤代峠

出典:twitter
藤代峠は、六義園の中でも小高い丘になっています。
春にはつつじの花が奇麗な人気のスポットです。
小高丘から六義園の中心の風景が見下ろせるため、藤代峠からの眺めは最高です。
滝美茶屋

出典:twitter
滝美茶屋周辺も人気のスポットとなっています。
池ともみじのコラボレーションがとてもきれいです。
人気の場所なので、滝美茶屋周辺はいつも混雑しています。
竹林
竹林は紅葉はしませんが、ライトアップされた竹林はなんとも風情があって幻想的で素敵ですね。
六義園の紅葉と一緒に是非、竹林のライトアップも一緒にご覧になって下さい!
六義園へのアクセス
六義園へのアクセスです。
六義園には駐車場がありません。
車で行く際には周辺のコインパーキングなどを利用するしかありませんが、スペースも限られてきますので、出来れば公共の交通機関を利用された方が何かと便利そうです。
ちなみに車を利用の場合は、首都高速護国寺ICより3キロです。
【公共の交通機関利用の場合】
●JR山手線「駒込駅」から徒歩7分
●地下鉄南北線「駒込2番出口」より徒歩7分
●地下鉄三田線「千石駅A3出口」より徒歩10分
最寄り駅はJR駒込駅ですが、駒込駅では池袋巣鴨方面の南改札を出たら、目の前の本郷通りを直進すると右側に六義園となります。
ライトアップの期間は、駒込駅の前の染井門が特別に開いています。
駒込駅から染井門までは徒歩2分となり、歩くのが苦手な方には嬉しいですね。
六義園紅葉ライトアップ混雑回避方法
都内でも自然の紅葉が楽しめるスポットとして人気の六義園ですが、ライトアップ時期には入り口で入場制限をすることもあるくらいの混雑ぶりです。
六義園の紅葉のライトアップの混雑を少しでも回避する方法をお伝えします。
是非参考にしてみて下さい。
前売り券を利用
六義園の紅葉のライトアップの時期には入り口で、入場券を購入する人で列が出来きます。
前もって入場券を購入しておけば、当日は並ばずに入園することが出来ます。
ただ、事前に六義園まで足を運んで券を購入するという一手間がかかってしまいますが、当日並ばずに済ませたいという方や、デートの計画を立てている方にはおススメの方法です。
六義園の入場券の前売り券は、六義園の正門の券売り場で購入することが出来ます。
「前売り券をお願いします。」と言えばOKですが、前売り券には期限がないので安心です。
日没前に入園する
六義園は都内にある庭園のため、仕事帰りの方がたくさん訪れます。
特に入園の際に長蛇の列が出来て、入場制限がかかることもあります。
六義園の紅葉のライトアップの混雑ピークは18:00~19:00頃となっています。
混雑を回避するためには、日没前に六義園の園内に入園することがおススメです。
それでもお勤めの方には、時間的に日没前というのは難しいかもしれませんね~。
正門を利用する
六義園の紅葉のライトアップの時期は、特別に駒込駅前の染井門が特別に開かれるとお伝えしましたが、染井門は駒込駅から徒歩2分ということで、みなさんライトアップには染井門から入る方が殆どです。
ですので、染井門は長蛇の列が出来るんですね。
列に並びたくないという方は、駒込駅からずっと歩いて正門からの入園を目指しましょう。
正門は意外と空いているので、混雑回避の方法としておススメです。
まとめ
六義園の紅葉のライトアップの時間やアクセス、また混雑を回避する方法についてお伝えしてきました。
江戸期に造られた由緒ある六義園の紅葉のライトアップを楽しむための参考になれればと思います。
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