偏差値35から東大に合格した西岡壱誠さんをご存知でしょうか?
偏差値35で東大合格?と衝撃ですね。
偏差値35から東大に合格した西岡壱誠さんの出身高校もどこなのかも気になります。
また東大に合格するまでに西岡壱誠さんがどのような勉強法をしてきたのかも知りたいですね。
この記事では偏差値35から東大に合格した西岡壱誠さんの出身高校や勉強法について紹介しています。
西岡壱誠の出身高校はどこ?

まずは西岡壱誠さんの出身高校からプロフィールと合わせて紹介します。
- 西岡壱誠(にしおか いっせい)
- 生年月日: 1996年3月13日
- 出身地: 東京都
- 出生地: 北海道
- 出身高校: 私立宝仙学園高等学校
- 家族: 父親、母親 (兄弟はいない)
西岡壱誠さんの出身高校は東京都中野区にある私立宝仙学園高等学校で、偏差値は44~64と幅広くなっています。
参考までに偏差値64は普通科理数インターコース。
普通科アクティブ進学コースは偏差値44となっています。
西岡壱誠さんは中学から宝仙学園の中高一貫校に通われていました。
西岡壱誠さんが中学から私立の宝仙学園に進学された理由の一つに、卵アレルギーがあったため給食の出る公立中学校ではなく私立の中学を選択した経緯があるようです。
受験の際に私立の中学校を見学そた際に、宝仙学園は試験科目が算数の一教科にもだったことから「これなら合格できるかも?」と宝仙学園への進学を選んだそうです。
西岡壱誠さんは元々は勉強はあまり好きではなくゲームが大好きな少年だったそうですよ。
ただ、父親もは特に母親は教育熱心な方だったそうです。
しかし、あまりにも西岡壱誠さんの成績が伸びなかったため、母親は西岡さんが中学生の時には何も言わなくなったそう。
中高一貫の宝仙学園で、高校は内部進学でエスカレーター式に進学できるシステムでしたが、それでも西岡壱誠さんは中学から高校に進学する際は、内部進学も危ぶまれるほど成績が振るわなかったようですね。
そして西岡壱誠さんは中学高校と成績が振るわなかっただけでなく、実はいじめられっ子だったと言います。
自分でもこのパッとしない中学時代を振り返って、
「何をやっても中途半端で上手くいかない。このままで死んで行くのか。」と絶望に近い思いを抱いていたようです。
そんな暗闇を救ってくれたのがある先生の言葉でした。
西岡壱誠さんが同級生にペットボトルで殴られて怪我をして帰った時のこと。
先生から「このままでいいのか?これからの人生ずっと中途半端なままになるぞ!中途半端なのは何故だかわかるか?」と問われます。
先生曰く、
「人の周りには誰もが持っている線がある。[なれま線]だ。大人になるにつれて自分を諦めて自分でこのこの線を引いてしまうんだ!西岡はその線を自分で引いてしまっている。でも頑張ればその線を越えられるんだよ。西岡にはやりたいことはあるのか?」
と胸に突き刺さる言葉が西岡壱誠さんに転機をもたらせました。
「東大に行きたい!」
そう答えた西岡壱誠さんに対して先生から出た言葉が
「いいじゃないか!目指せ!」でした。
その先生のやりとりから西岡壱誠さんの反撃が始まります。
元々勉強は好きではなかった西岡壱誠さんは自分で模索しながら勉強法を開発しながら高校では偏差値70まで上げることに成功。
また先生からの助言で「出来ない自分を払拭するために生徒会長になれ!」と言われて生徒会長に立候補し、見事に生徒会長を務めています。
いじめられっ子から生徒会長に。
この豹変ぶりに一番嬉しかったのはご両親であったことは言うまでもありません。
あの時の先生の言葉がなかったら西岡壱誠さんが東大を目指すことはなかったかもしれないほど西岡壱誠さんに大きな影響を与えた先生の存在。
中学高校でどんな先生に出会うのかで、将来にも大きく左右するんですね。
西岡壱誠さんが学生時代にこの先生に出会えたことは運が良かったですし、運も実力次第と言うことでしょうか。
西岡壱誠の偏差値35から東大合格の勉強方法
それにしても偏差値35からの東大合格なんて、とても夢のある話ですよね。
西岡壱誠さんは一体どんな勉強法で偏差値35から東大合格に行きついたのでしょうか?
西岡壱誠さんは勉強を大好きなゲームのように出来ないかと考えて、楽しく続けられそうな勉強法を数々編み出しています。
西岡壱誠さんが編み出した勉強法は本にもなり話題となりました。
現在は勉強法に関しての著書もたくさんある西岡壱誠さんですが、一番おススメな勉強方法が「一休み暗記ゲーム」だそうで、この勉強法は頭をちょっと切り替える勉強法となっているようです。
例えば英単語を覚える時にカード10枚の中に1枚だけ歴史に関するカードを入れて頭を英語からリフレッシュさせるというもの。
たしかに、同じことを続けていると集中力が途切れてしまうこともありますよね。
そこを上手く気をそらすことで、更に集中力を上げると言う発想は素晴らしいです!
また、タイムカプセル暗記法というやり方も編み出しています。
暗記するということはインプットがメインになりがちですが、実は暗記に於いてはアウトプットすることが重要なのだそう。
そこで、西岡壱誠さんが考えたタイムカプセル暗記法とは、覚えたい項目を決めてその中の20問の問題を作り紙に書き出します。
問題を書いた紙を缶の中に入れておき、一週間後に取り出して問題を解きます。
解けなかった問題は缶に入れ直して更に一週間寝かせて、再度問題を解くと言う方法。
問題が解けるまで繰り返し、完全に解けるようになることがポイントですね。
そのようにゲーム感覚で勉強をする方法を考え出しながら、偏差値35から70まで上げて見事に東大に合格するという快挙を成し遂げています。
実際には西岡壱誠さんは3度目の挑戦で東大に合格されていますが、その間予備校にも通われているんですね。
予備校では先生からの勧めで「ダメ集」という勉強法も取り入れていますが、この「ダメ集」というのは出来なかった問題だけをノートに集めたもので、出来ない問題を克服するという狙いがあります。
自分で編み出した方法や先生からのおススメの勉強法を駆使しながら、見事に東大合格を勝ち取った西岡壱誠さんでした。
西岡壱誠の現在は?
西岡壱誠さんは現在はご自身で会社を立ち上げたり、執筆活動やユーチューブなど幅広く活動されています。
最近ではコロナ禍で休校中の生徒に向けた「スマホ学園」をユーチューブで開設するなど時代の流れに上手く乗った活動にも目を見張るものがあります。
東京大学出身という肩書きをバネに今後ますます活躍されることでしょう。
あの時、先生の助言があったから現在の西岡壱誠さんがいるのは言うまでもありません。
それと西岡壱誠さんの努力も忘れてはなりませんね。
まとめ
偏差値35から見事に東大に合格された西岡壱誠さんの出身高校や独自の勉強方法について紹介しました。
偏差値35からでも努力次第では東大合格も可能だという希望のお裾分けでした。
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