こんにちは。
バラのある生活を満喫しているSORAです。
今回は、初心者でも始めやすいミニバラの育て方についてお伝えします。
ミニバラは、値段もお手頃で室内でも育てられるため初心者でもミニバラの育て方は簡単に思われますが、意外と難しいことを知っていましたか?
初心者がミニバラの育て方でつまずきそうなところをまとめてみましたので、参考にしてミニバラを育ててみて下さい。
ミニバラを育てよう
小さくて可愛らしいミニバラを店頭で見かけるとついつい手が出てしまいますね。
でも家持ち帰った途端に花付きも悪くなり葉もポロポロ落ちてしまったなんてことありませんか?
小さくて簡単そうに見えるけれど意外と難しいミニバラの育て方のポイントをみていきましょう。
ミニバラの特徴
庭植えのバラと比べると、花の大きさも小さく樹高も20センチかた40センチとコンパクトなミニバラ。
このミニバラは、庭植え用のバラと作りが大きく違います。
庭植え用のバラは、ノイバラなどの台木に接ぎ木をして苗が作られるのに対して、殆どのミニバラは枝を挿し木にしたものをポットに数本づつ植えられたものが、鉢植えにして売られているんですね。
挿し木にした苗はまだ根が充実していないものが多く、そのまま鉢に売られているため購入してからの管理が大切だということを実は最近知りました。
家に持ち帰ったミニバラは、そのまま鑑賞するのではなくお手入れが必要だったのです!

挿し木した枝を寄せ集めたミニバラ
ミニバラの鉢をチェックしよう
ミニバラを購入したら、まず鉢をチェックしましょう。
購入したミニバラは、内側の簡単な鉢とその上からプラスチック製のお洒落な鉢の二重鉢になっている場合が多いと思います。
このお洒落に見せるための鉢がクセモノなんですね。
外側の装飾用の鉢の底を見てみましょう。
底穴は空いていますか?空いていれば問題ないです。
空いていない場合は、即外してしまいましょう。
お洒落だからそのまま飾っておきたいところですが、底穴の空いてない鉢をそのまま使用していると水が抜けなくて根腐れの原因になりますので注意して下さいね。

底穴のない鉢カバー
ミニバラの置き場所
部屋に飾っておくのにとても可愛いミニバラですが、部屋のどこに置いても大丈夫という訳ではないんですね。
購入してから2~3日くらいは好きな場所に置いても大丈夫なのですが、4日目以降は明るい窓辺など日の当たる場所に移して、ミニバラに光が当たるようにしましょう。
日の当たらない薄暗い場所はミニバラも嫌うみたいですよ。
ミニバラの花が終わるまでは室内の明るい場所でも大丈夫ですが、株を丈夫に育てて今後もミニバラを楽しむためには日光や風の当たるベランダや玄関先に移動させましょう。
ミニバラを屋外に出す際には、いきなり直射日光に当てるのではなく徐々に明るい場所に短時間づつ日光に当てるようにした方がミニバラのダメージを抑えられます。
小さい分、繊細だということで本当に手のかかるミニバラですね!
ミニバラの扱いは、「優しく丁寧に」がキーワードのようです。
ミニバラの管理
繊細なミニバラの日頃の管理です。
繊細なぶん日頃の手入れも丁寧に行いましょう。
水やり
鉢植えのミニバラの多くは、とても小さな鉢に植えられていますね。
鉢が小さいと土の量も少なく乾きやすいです。
一日に一回は水やりをしましょう。
水やりのコツは、「たっぷり」与えることです。
キッチンやベランダなどで、鉢底から水が流れ出すほど与えます。
この時、葉や花に水が直接かからないように注意しましょう。
また鉢の受け皿に水が溜まった状態だと根腐れの原因になりますので、鉢底から水を完全に出し切ってから受け皿に戻すこともポイントですね。
受け皿は常に水のない状態を保ちましょうね!

蛇口から直接みずやり
花がら摘み
ミニバラの花の色が薄く褪せた状態になったら花が終わりのサインなので花の首元から切り取りましょう。
また黄色くなってしまった葉があれば一緒にとりましょう。
四季咲き性のミニバラは、伸びすぎてしまったミニバラの枝を切ると新しい枝が伸びてきて30日から40日後にまたミニバラが楽しめますよ。
肥料やり
ミニバラの肥料のやり方は、購入してから花が咲き終わるまでは与えなくても大丈夫です。
花が終わってから二週間に一回程度、液体の肥料を与えましょう。
私は100円ショップで見つけた挿すタイプの液体肥料を使っています。
このタイプだと肥料が切れたのを確認できるため肥料のやり忘れを防げます。
ミニバラは株も小さいので肥料の与え過ぎに注意しましょう。

挿すタイプの液体肥料
まとめ
簡単そうで実は初心者がつまずきやすいミニバラの育て方をお伝えしてきました。
ミニバラは、挿し木してからあまり時間をかけずに鉢に植えられ店頭に並ぶため株としては、未熟なんですね。
未熟なミニバラは購入してからの管理が大切になってきます。
ここは、子育てと同じ要領で手を掛けて育てていきましょう。
ミニバラの置き場所、水やり、花がら摘み、肥料の4点を抑えておけば初心者でもミニバラをきれいに何度も咲かせることが出来るようになります。
小さいからこそ手を掛けて育てていきましょう。
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