ひと昔前に流行った「今日耳日曜」という言葉。
今では「耳日曜」という言葉は死語扱いされています。
中には「耳日曜」がどんな意味でどんな場面で使うのか知らな人も多いのでは?
そこでこの記事では「耳日曜」という言葉についてどんな意味があるのか?またどういった場面で使うのかをまとめました。
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耳日曜はどんな意味?
耳日曜とは言葉通りに「耳が日曜日」と言う意味です。
ん?何のこと?と思われる方も多いと思いますが、この「耳日曜」という言葉は元々は漫才コンビのザぼんちのギャグでした。
ザぼんちのコンビは1980年代前半の漫才ブームの波に乗り人気を博しています。
当時注目されていたザぼんちの「今日耳日曜!」のギャグは瞬く間に流行語のようい広まっていきました。
「今日耳日曜」とは自分に都合の悪いことは聞こえないという意味合いがあり、「今日耳日曜」と言ってはぐらかす時などに使われます。
1980年前半に流行した「今日耳日曜」という言葉も40年近く経った現在は使う人も殆どいなくなりました。
今でも稀に使う人もいるようですが、今も耳日曜という言葉を使っている人は絶滅危惧種だと揶揄されるような、そんな古臭い言葉となってしまったようです。
何かのクイズバラエティー番組で井森美幸さんが都合の悪いことをつっこまれて「耳日曜」と答えていたようですよ。
このように自分に都合の悪いことを言われた時や、何かお願いされた時に「聞こえていませんよ。」とか、「聞いてませんよ。」ということを「今日耳日曜」と言って上手くかわして誤魔化す感じに使います。
また、使い方によっては相手を気遣う時にも使える便利な言葉でもあるんですよ。
例えば、聞いてはいけないことが偶然聞こえてしまった時に、「今日耳日曜だから」と言って「聞こえていなかったことにしてあげるね。」みたいなニュアンスで使う場合もあります。
「耳日曜」は聞こえないふりをする時に都合の良い言葉でした。
耳日曜の使い方
実際にどんな場面で「耳日曜」を使うのか紹介しますね。
例えば、
●夫がお小遣いを増やして欲しいと相談を持ち掛けられた時に「今日耳日曜だから。」と言ってはぐらかす。
●夫が妻から家事が大変だから食洗器をおねだりされたら「今日耳日曜」と言ってはぐらかす。
このようにお願いされたら素直に「はい、わかりました。」と言えないような、ちょっと困った場合に「今日は耳日曜だから。」と言ってうまく逃げたい場合に都合の良い言葉となります。
もし、このようば場面になった時は「今日耳日曜だから。」と言って上手く交わしてみてはいかがでしょうか?
ただし、「耳日曜」は現在では死語となっていることをお忘れなく!
まとめ
「耳日曜」とはどんな意味なのか?またどんな場面で使うのかを紹介しました。
参考になれば幸いです。
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