箱根駅伝で連覇を狙う青山学院大学のエース近藤幸太郎選手。
近藤幸太郎選手の出身高校や高校時代の成績をまとめてみました。
また、今年4年生の近藤幸太郎選手の気になる進路についても合わせて紹介しています。
近藤幸太郎の出身高校
箱根駅伝の連覇を狙う青山学院大学のエース、近藤幸太郎選手。
近藤幸太郎選手のプロフィールから紹介します。
近藤幸太郎
生年月日:2001年1月30日
出身地: 愛知県豊川市
身長: 174センチ
体重: 54キロ
出身小学校: 豊川市立代田小学校
出身中学校: 豊川市立代田中学校
出身高校: 愛知県立豊川工業高校(現在は豊川工科高等学校)
近藤幸太郎選手は愛知県豊川市の出身。
5歳年上のお姉さんの影響で小学校2年生の時に豊橋陸上クラブで練習を始めます。
この豊橋陸上クラブは東京オリンピック女子マラソン日本代表の鈴木亜由子選手も所属していました。
幼い頃から近藤幸太郎選手は足が速かったそうです。
最初は短距離をメインに走っていたそうですが、徐々に長距離にシフトしていったとのこと。
小学、中学は地元の公立の学校で学ばれています。
高校も地元愛知県立豊川工業高校に進学。
偏差値は42とやや容易となっています。
豊川工業高校は1998年(平成10年)に高校駅伝大会に初出場すると2011年(平成23年)まで14年連続で高校駅伝大会に出場しており、駅伝の強豪校として有名です。
近藤幸太郎選手は実家の親元から豊川工業高校に通学しています。
親元から高校に通われていたということで、親御さんも安心して近藤幸太郎選手のサポートをされていたことと思います。
やはり、中学卒業で親元を離すというのも親としては断腸の思いと想像つきますが、幸いにして通学可能な場所に駅伝の強豪校が存在したのは、近藤幸太郎選手にとってもプラスに働いたことでしょう。
近藤幸太郎選手は豊川工業高校時代に東海高校総体に出場し、5000メートルで3位に入賞したことで、青山学院大学駅伝部の原普監督から声を掛けられることになったのです。
まさに、運命の出会いでした。
近藤幸太郎の高校時代の成績
青山学院大学の原晋監督によると高校時代の近藤幸太郎選手は特別に目立つ選手ではなかったとのこと。
近藤幸太郎選手は青山学院大学に進学してから急成長を遂げたと言います。
その背景には故障なくトレーニングを積み重ねたことが大きな要因となっているとのこと。
結果的に近藤幸太郎選手は5000mと1万mで学内記録を残しており、駅伝の強豪大学青山学院大学のエースにまで成長しています。
高校時代の近藤幸太郎選手の主な成績がこちら。
【1年生】
●東美川地区予選会新人陸上5000m 1位
●ジュニアオリンピック3000m予選 8位
●愛知県高校駅伝(3区) 4位
【2年生】
●東三河記録会3000m 3位
●東三河総体5000m 3位
●愛知県総体5000m 3位(この大会で原晋監督の目に止まりスカウトされています)
●インターハイ5000m 16位
●愛知県新人戦5000m 1位
●東三河選手権5000m 2位
●愛知県高校駅伝大会(1区) 区間賞
●愛知駅伝市の部(2区) 区間賞
【3年生】
●東三河記録会1500m 3位
●豊橋長距離協議会3000m 2位
●インターハイ愛知県予選大会5000m 5位
●インターハイ東海予選5000m 2位
●愛知県高校駅伝(1区) 区間賞
●東海高校駅伝(5区) 区間賞
●愛知駅伝市の部(2区) 3位
近藤幸太郎選手の高校時代の成績を振り返ってみると、インターハイなど全国大会レベルで上位成績を残しているという訳ではなさそうです。
青山学院大学の原晋監督の言うように全国レベルで特別に目立つ存在ではなかったようですね。
ただ、駅伝になると近藤幸太郎選手の実力が上手く発揮されていたことが伺えます。
高校2年生と3年生の時に区間賞を記録しています。
そんな背景からすると、近藤幸太郎選手は個人競技よりも団体競技がよく合っているとも捉えられますね。
駅伝の魅力や感動は何と言っても「タスキを繋ぐ」こと。
そんなタスキを繋ぐことで自分だけじゃなく他の選手への思いも相まって、近藤幸太郎選手の実力発揮が上手くかみ合わさって結果を残すことに繋がっているのかもしれません。
実際に近藤幸太郎選手はエースとして2023年の箱根駅伝に臨む気持ちを次のように述べています。
準備を入念に整え、エースとしての走りで後に繋ぐ選手たちに余裕を持った走りをしてもらえるように考えている
後に繋がる選手に余裕を持った走りをしてもらえるように、しっかりと準備を整えたいと、エースとしての他の選手に対する思いやりの気持ちを強く持っているようです。
まさに駅伝の申し子のような存在の近藤幸太郎選手。
2023年の箱根駅伝に期待が寄せられます。
近藤幸太郎の進路について
近藤幸太郎選手の大学卒業後の進路は、実業団チームで陸上を継続することが確定しています。
近藤幸太郎選手が所属する実業団チームはSGH(SGホールディングス)。
「SGH」はあまり聞き慣れない企業に感じてしまうところですが、SGHは佐川急便のグループ会社だそうです。
「Sagawa Group Holdings」の頭文字をとったのが会社名の「SGH」とのこと。
SGHは東京と滋賀県に拠点を置き活動をされているそうです。
近藤幸太郎選手が東京と滋賀県のどちらを拠点として活動するかは不明ですが、滋賀県にしても実家に近くなることですし、東京都にしても現在の住まいと近いということで、どちらにしても大きく環境が変わるということはなさそうですね。
ここ数年はニューイヤー駅伝での順位が低迷しているというSGHでは、強い選手をスカウトしてチームの底上げを図っているもよう。
SGHの実業団チームには2022年の箱根駅伝の9区で区間新記録をマークした中村唯翔選手の入団も決定しています。(2022年9月23日のヤフーニュースで報じられています。)
近藤幸太郎選手は大学3年の6月頃にはSGHの内定が決まっていたようです。
そんな近藤幸太郎選手ですが、当初は大学卒業と共に陸上から引退を考えていたと言いますが大学3年生の時に大学卒業後も実業団で競技を継続することを決意。
SGHの実業団チームで活動する道を選らんでいます。
今後も近藤幸太郎選手の活躍が違った景色で見られることが嬉しいですね。
周囲の期待に応える有望な選手になることと思います。
まとめ
箱根駅伝で注目の青山学院大学のエース近藤幸太郎選手の出身高校や高校時代の成績、大学卒業後の進路について紹介しました。
最後までお読み下さりありがとうございます。
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