ヒアリの存在が日本を脅かしていますね。
と言うのも2019年10月17日に、国立環境研究所が東京湾青海ふ頭でヒアリが定着した可能性が高いと発表しました。
ヒアリが日本で最初に確認されたのは、2017年5月に愛知県。
中国から神戸に入ってきたコンテナの中で確認されました。
ヒアリに刺された場合は最悪死に至る場合もあるなど、とても危険な生物です。
そんな危険なヒアリが日本に定着した効能性が高いだなんてとんでもないことですね。
小さなお子様のいる家庭などでは、本当に心配なニュースかと思います。
今回は、そんな危険とされるヒアリの画像や、ヒアリと思われるアリを見つけた際の対応の仕方や、ヒアリに刺された時の症状をまとめてみました。
危険なヒアリから身を守るために知識として入れておいて損はないはずです。
ヒアリとは?
最近よく耳にするようになったヒアリ。
ヒアリは、別名「アカヒアリ」と呼ばれています。
南米大陸原産のアリ科の中のフタフシアリ亜科に属されている、アリの一種です。
ヒアリは世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれており、日本では特定外来物に指定されています。
なんとも不名誉な勲章を持っているんですね。
ヒアリが何故そのように不名誉な侵略的外来種ワースト100に選ばれているのかと言うと、ヒアリはアルカロイド系の毒と強力な針を持っているからなんですね。
ヒアリは「殺人アリ」という別名も持っているのです。
「殺人アリ」とも恐れられているヒアリですが、人がヒアリに刺されて命を落とすことはごく稀と言われています。
ごく稀と言っても決して油断は出来ません。
実際にアメリカやオーストラリアでは、過去にヒアリに刺されて死亡した事例もあります。
決して侮れないのです。
アレルギーの症状のアナフィラキシーショックを起こした場合、放置すると死の危険が及ぶそうです。
人間よりもかなり小さいアリが、死の原因になる確率もあるという事だけは覚えておきましょう。
ちなみにヒアリは、アメリカや中国、オーストラリアなど太平洋周辺の国々で分布されています。
ヒアリの大きさと画像
殺人アリとも恐れられているヒアリ。
ヒアリの実際の画像を確認しておきましょう。
実はヒアリは、現在日本で生息されているアカアリと見た目の判断が付きにくいと言われています。
ヒアリの女王アリ50匹超 東京・青梅ふ頭で発見 政府が緊急対策#日本 https://t.co/9flOV1jp9S
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) October 30, 2019
東京・江東区の青海ふ頭で強い毒を持つ南米原産の「ヒアリ」の女王アリが多数、見つかったことを受けて東京都は25日、対策会議を開き、区などと連携して住民への注意喚起を徹底することを申し合わせました。https://t.co/Q51EGIc92k
— NHK科学文化部 (@nhk_kabun) October 25, 2019
ヒアリの特徴は腰とお尻の間の部分にコブが二つあるのが特徴となっているようです。
しかし実際にヒアリを目撃した場合は、すぐにこれがヒアリだと判断するのは難しそうですね。
こちらが実際のヒアリの画像です。
少し赤身がかったような感じですね。
お尻の部分が黒く、上半身から頭にかけて赤茶色の透明がかったような感じに見えますね。

出典:instagram

出典:instagram
ヒアリ侵入が深刻な問題として受け止められ、さかんに報道されるのはありがたいことなのですが、別のアリの写真が拡散されてしまうのは問題です。昨晩の某全国放送の報道番組でも、オオアリの一種がヒアリとしてされていました。昨年、台湾でヒアリの撮影をしてきましたので、公開します。 pic.twitter.com/YtLRwKMJvk
— 丸山宗利a.k.a.まう山🐜 (@dantyutei) October 22, 2019
とにかく見慣れないアリは勿論のこと、アリを見つけたら触らないに越したことはありません。
ヒアリの大きさはどのくらいなのでしょうか?

出典:浜松市
ヒアリの大きさは、バラバラなのが特徴だそうですよ。
つまり、人間と同じように大きいヒアリもいれば小さいヒアリもいるということですね。
ヒアリの平均的な大きさは、2ミリから6ミリだそうです。
アリの群れを見つけた場合に、アリの大きさがバラバラだったらヒアリの可能性が大きいと思っていいでしょう。
ヒアリに刺された時の症状
実際にヒアリに刺された場合はどんな症状が現れるのでしょうか?
体質によって軽度から重症まで様々な症状が見られるようです。
軽度な症状としては、痛みやかゆみ程度の症状が見られるようです。
中度の症状になってくると、蕁麻疹が出ることがあるそうですよ。
重症となると、刺されてから数分から数十分で息苦しさや声の枯れ、めまい、激しい動悸、さらに進行すると意識を失う場合もあるようです。
ヒアリを見つけたら?
もしヒアリと思われるアリを見つけたら、死骸であっても触らないようにしましょう。
生きているヒアリを見つけた場合は、殺虫スプレーで退治します。
死骸の写真を各市町村にメールで送り相談し、死骸を郵送か直接持ち込みます。
ヒアリの死骸は、セロテープに張り付けたりせずに、ティッシュペーパーや綿の布に包んで郵送または、直接持ち込みます。
またヒアリの巣を見つけた場合は自分で退治せずに、プロや専門家に相談するのが良いそうです。
これは退治の仕方によっては、逆にヒアリを定着させてしまう恐れがあるためだそうで、むやみに熱湯をかけたり足で踏みつぶしたりせずに、まずは専門家に相談しましょう。
また、ヒアリを見つけた場合は各市町村の他に、環境省がヒアリの相談窓口を設けていますので、お気軽に相談できるようになっています。
環境省の相談窓口はこちら↓↓↓
まとめ
日本で定着された可能性が高くなったと言われているヒアリに関して、画像や大きさまた刺された場合に見られる症状についてや、ヒアリを見つけた場合の対処法をまとめました。
ヒアリかな?と思ったら慌てずに落ち着いて対処しましょう。
そして見つけた場合は必ず殺虫スプレーで退治し、各市町村に連絡しましょう。
これ以上ヒアリを日本で増やさないためにも、一人一人の出来ることをやって行けばいいと思います。
小さなお子様から大人までこれ1本あると安心ですね!↓↓↓
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