女子ゴルフ界で最も期待されており、実力もあるのが畑岡奈紗選手。
2019年に渋野日向子選手が全英オープンで優勝してから、一気に渋野日向子選手に注目が集まっていますが、それでもやはり日本の女子ゴルフ界の一番の実力者として認められているのが畑岡奈紗選手ですね。
アメリカを主戦場にしてからメジャー大会での優勝はないものの、それでもLPGAツアーでは3勝を挙げています。
畑岡奈紗選手の気取りのない性格や、飾らない人柄、まったく勝気に見えないところや、自然と出てくるあどけなさなどが、自然体で好感が持てますね。
そんな畑岡奈紗選手を育てた父親と母親はどんな人なのでしょうか?
今回は畑岡奈紗選手の父親と母親の職業や、畑岡奈紗選手の出身地から出身校までまとめてみました。
畑岡奈紗選手の父親の職業は?
ゴルフと言えばお金のかかるスポーツの一つですね。
ここ数年でゴルフのプレイ代もかなり安くはなりましたが、それでも他のスポーツに比べるとお金のかかるスポーツです。
子供にゴルフをさせるということは、かなり経済的に余裕のある家庭でなければなかなか難しのが現状かと思います。
そんなお金のかかるゴルフを子供の頃から習わせることが出来た畑岡奈紗選手の父親の職業が気になりますね。
畑岡奈紗選手の父親は仁一さん。
畑岡奈紗選手の父親仁一さんは教員免許を持っておりますが、地元では有名なホームセンターの「山新」(やましん)にお勤めのサラリーマンです。
ホームセンター山新は茨城県を中心に限定した地域で事業を展開しています。
非上場企業ですが、茨城県民にはお馴染みのホームセンターで地域住民からの支持率は高く、その経営信念も「急成長よりも継続性」、「全国制覇よりも地域密着」、「大きい会社よりも小さい会社」と少し変わった信念をもつ会社なんですね。
ホームセンター山新は畑岡奈紗選手のスポンサーとなっており、畑岡奈紗選手の活動を応援しています。
畑岡奈紗選手の父親は以外にも普通のサラリーマンでしたね!
しかし教員免許を持っていると言うことで、高学歴のであることが伺えますので、お勤めの会社でも出世街道まっしぐらな感じでキャリアを築いておられるのではないでしょうか。
畑岡奈紗選手の母親の職業は?
畑岡奈紗選手の母親は博美さん。
2020年で50歳。
畑岡奈紗選手の母親の職業は、ゴルフ場で予約担当をしている会社員です。
母親の博美さんが勤務するゴルフ場は茨城県笠間市(旧友部町)にあるゴルフ界では名門の宍戸ヒルズカントリークラブ。
毎年、男子ゴルフのメジャー大会の一つ日本選手権大会森ビルカップの大会が行われるゴルフ場です。
畑岡奈紗選手の母親は、宍戸ヒルズカントリークラブに高卒で就職して以来、ずっとここで働いているというのですから素晴らしいキャリアですね。
現在は畑岡奈紗選手のアメリカツアーに同行され、食事や生活面での管理をされているそうです。
畑岡奈紗選手がゴルフを始めたきっかけは、母親の博美さんの影響が大きかったようです。
母親の博美さんはベストスコアが81だそうで、なかなかの腕前ですね。
ゴルフ場勤務ということで、博美さんにしたらゴルフというスポーツがとても身近なものでしたでしょうし、勤務する傍らたくさん練習も出来るというのもゴルフが趣味の人からしたら羨ましい限りです。
そんなゴルフに恵まれた環境を最大限に上手く活かしましたね。
この宍戸ヒルズカントリークラブには、中島常幸プロが2012年から始めたヒルズゴルフトミーアカデミーと言う世界に通用するプロを育成するスクールがあります。
畑岡奈紗選手はこのヒルズゴルフトミーアカデミーの第1期から第3期まで在籍し、中島常幸プロからレッスンを受けていました。
中島常幸プロからレッスンを受けられるとなると、料金も気になるところですが、ヒルズゴルフトミーアカデミーサポーターズという任意団体からの寄付により運営されているそうで、かかる料金は実質施設の使用料のみだそうです。
畑岡奈紗選手は、こうして見ると本当にゴルフを学ぶのに最高の環境が身近にあったわけですね。
ゴルフというお金のかかるイメージが強いスポーツですけれど、ゴルフ場という場所に働く環境を置くことで、ゴルフを身近に感じられるようになるいいお手本のように感じました。
畑岡奈紗選手は陸上の選手だった?
今では世界の女子ゴルフ界でもトップ選手の仲間入りをした畑岡奈紗選手。
小学生の時には、男子に混じって少年野球をやっており、セカンドを守っていたそうです。
女の子で野球というのも凄いですね!
中学では陸上部に所属しており、200メートル競技では県大会で7位に入賞しています。
県大会で入賞すること自体、素晴らしいことですね。
実は畑岡奈紗選手の父親は高校時代に元々陸上の選手で、走り高跳びでは県大会2位の成績を残しているそうです。
そんな父親は娘にも陸上をやらせたく、2011年8月に韓国で行われた世界陸上を観戦に家族旅行をされています。
ボルト選手の走りを実際に観戦すれば、陸上に興味を持ってくれるはずとの期待を込めて世界陸上の観戦に連れていってるんですね。
しかし、畑岡奈紗選手は中学に入ると陸上部には入ったけれど、この時はすでにプロゴルファーになる決意を固めていました。
体を鍛えることを目的に陸上部に入り、部活が終わってから帰宅するとゴルフ場に向かい、ゴルフを練習していたそうです。
部活動とゴルフの練習の他に畑岡奈紗選手は、なんと生徒会の活動もされていました。
周りから慕われる性格がそのまま容姿にも現れている感じがします。
そんな畑岡奈紗選手は、ゴルフに部活に生徒会と全力で掛け持ちしながらも自分の中に、将来はプロゴルファーになることを決意していたところも、ブレない精神の持ち主だなと感心しますね。
夢や目標を決める時にはぼんやりした目標などではなく、ハッキリと描くことが夢の実現に一番近づくようですね。
ちなみに畑岡奈紗選手の父親はゴルフは全然やらないそうですよ。
かなり意外ですね!
母親の博美さんの影響がかなり大きかったのですね。
畑岡奈紗選手の出身地と出身校は?
出典:ツイッター
畑岡奈紗選手は茨城県の笠間市出身。
簡単にプロフィールを見ていきましょう。
生年月日:1999年1月13日
出身地:茨城県笠間市
身長:158センチ
趣味:映画
血液型:A型
出身校:笠間市立岩間第二小学校
笠間市立笠間中学校
翔洋学園
ルネサンス高校卒業
家族:父、母、妹
畑岡奈紗選手は地元の中学校を卒業してからは、ゴルフに専念するために茨城県日立市に本校を置く通信制の高校、翔洋学園に入学しています。
中学生の時にすでに将来はプロゴルファーになるという目標を鮮明に立てていた畑岡奈紗選手ならではの選択ですね。
そして、高校3年生の時には主戦場をアメリカにするために、広域制通信高校のルネサンス高校(茨城県大子町)に転入しています。
畑岡奈紗選手は、大学には進学せずにそのままプロゴルファーとしてアメリカを主戦場に世界のトップレベルの選手に混じって堂々とプレーされています。
本当に素晴らしい限りです。
こうして見ると畑岡奈紗選手の無駄のないプロゴルファーへの道筋がはっきりと浮き上がってきますね。
これもご両親の理解と支えがあったからですね。
特に母親の博子さんも娘をプロゴルファーに育て上げるという夢を奈紗選手と一緒に追いかけていたのかもしれません。
畑岡奈紗選手の「奈紗」という名前もアメリカ航空宇宙局のNASAから由来されています。
ご両親が、アポロ計画のように「前人未到のことをするように、、。」との思いを込めて「奈紗」と名付けたそうです。
その名前の由来通りに畑岡奈紗選手は数々の記録を塗り替えていますね。
2016年の10月の日本女子オープンは、17歳でアマチュアとして出場しながら大会史上最年少の若さで見事に優勝を飾っています。
この時は宮里藍選手の持っている記録を大幅に塗り替える記録となりました。
名前には、色々なパワーを持っているのが証明されたような気がしますね。
ご両親が、「前代未踏のことをするように」との思いでつけられた「奈紗」と言う名前。
娘に色々な期待を込めてつけられた素敵な名前ですね。
まとめ
世界を舞台に活躍するプロゴルファーの畑岡奈紗選手の父親と母親の職業、また出身校に関してまとめてみました。
ゴルフを子供にさせるというと、何か特別なお金持ちの家でなければ不可能なことかと思いがちですが、畑岡奈紗選手のご両親のようにごく一般的なサラリーマンの家庭でも、身を置く環境次第ではなんとかなるということが分かったような気がします。
何事もしっかりと夢と目標を持ち、その夢に向かって努力することの大切さを畑岡奈紗選手は手本を見せてくれているような感じがいたしました。
畑岡奈紗選手の今後の活躍を期待しております!
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