2000年に岐阜県で話題となった幽霊マンション。
住民から相次いで不可解な出来事が報告され、ポルターガイスト、幽霊マンションとしてメディアも注目するほど話題となりました。
そんな幽霊マンションの場所は岐阜県のどこなのでしょうか?
また現在はどのようになっているのでしょうか?
この記事では岐阜県の幽霊マンションの場所や現在の様子をまとめています。
岐阜県の幽霊マンションとは?
2022年5月のゴールデンウイークに公開された萩原みのりさん主演のホラー映画「N号棟」。
「N号棟」の映画は、今から20年以上前の2000年に岐阜県のマンションで起きた怪奇現象を基に制作されました。
20年以上前の騒動ということで、覚えている人やこの騒動を知っている方は少ないかもしれませんね。
「N号棟」の制作の基となった怪奇現象が起きた岐阜県の幽霊マンション。
この幽霊マンションの騒動はどのようなことだったのでしょうか?
幽霊マンション開基騒動を振り返ってみたいと思います。
現場となった幽霊マンションは、岐阜県富加町に1998年完成した新築の4階建ての町営住宅です。
新築の町営マンションに入居した住民から、2000年8月頃から相次いで不可解な出来事の苦情が出始めました。
ポルターガイスト現象を感じたのは24世帯のうちの15世帯だったと言います。
幽霊マンションの怪奇現象は次のような現象だったそうです。
●テレビチャンネルが勝手に切り替わる
●お皿が飛ぶ
●人影を見た
●変な音がしたり物が動く
●ドアが勝手に開閉する
●電源の入ってない扇風機が回る
●電源の入っていないドライヤーから熱風が出る
等々
これらの怪奇現象を専門家に分析してもたっらところ、異音は水道の圧力変化によってウォーターハンマー現象が起こった可能性があるとの分析結果だったそうです。
最終的には建付けの問題だったということで、2002年に幽霊マンションの怪奇現象騒動は終結に至っています。
この幽霊マンションの怪奇現象騒動に於いては、近所の住民の話によると「神様の通り道」との言い伝えもあるようです。
「神様の通り道」とは、神様が毎朝近くの山から町に降りてくると言われており、マンションが出来たことによって通り道がふさがれてしまい、神様によって騒動が起きたと語られていたこともあったとのこと。
その証拠にここにずっと住んでいる住民によると、40年くらい前から毎朝5時になると決まって2階の角がガタガタ揺れるそうです。
それは神様が屋根を通って行った音だと言われてきたそうです。
幽霊マンションの怪奇現象騒動に関しては、建付けの問題で終結されたとのことですが、住民一人だけでなく何人もから報告があったという事はやはり何らかの怪奇現象であったのでしょうか?
謎は深まるばかりです。
岐阜県幽霊マンションの場所と現在は?
幽霊マンションは岐阜県富加町に2000年に新築された町営住宅が現場となっています。
富加町は岐阜県の中南部に位置し、人口6000未満の比較的小さな町で、自然豊かな住みやすい場所のようです。
「富加町のポルターガイスト」としてウィキペディアにも掲載されています。
ここちらのウィキペディアによると、当時の怪奇現象が起きた時の住民は高齢で亡くなった方や引っ越しをした人が殆どで、現在は当時の頃を知る人は殆ど残っていないとのこと。
また当時の自治会長も高齢で亡くなっており、当時の騒動を知ることは不可能に近い状態だということです。
まとめ
岐阜県の幽霊マンションの場所や当時の怪奇現象について紹介しました。
ホラー好きにとってはとても興味のそそられる怪奇現象騒動かと思います。
ただ、現在は平穏だということと、当時の様子を知る手がかりはかなり乏しいと言っていいでしょう。
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