こんにちは。
茨城の山奥でバラ作りを楽しんでいるSORAです。
私がバラ作りを始めたきっかけは、1本の挿し木からでした。
当時勤めていた会社で飾っていたバラがしおれてきて捨てられるバラを家に持ち帰り挿し木したのがきっかけでした。
挿し木したバラは見事に根付き、それからすっかりバラの魅力にとりつかれた次第です。
バラの挿し木の基本的な方法を覚えて、是非たくさんのバラを咲かせましょう。
バラの挿し木の方法
バラの挿し木の方法です。
挿し木の時期と挿し木にする部分がポイントになります。
バラの挿し木の時期
春の一番花が終わってから挿せるようになります。
私の住んでいる茨城県北部はでは、バラの見ごろは5月下旬から6月の初旬にかけてです。
バラの見頃が過ぎたら挿し木を始めます。
バラの挿し木に適してる土
バラの挿し木用の土として鹿沼土や赤玉土が売られていますが、初心者には赤玉土の小粒がお勧めです。
値段も安いですし、何より扱いやすいです。
挿し木用の土で鹿沼土もよく使われますが、私の使った感想としては、鹿沼土はとても軽いためジョウロで水やりをした際に土が浮いてくるような感じで扱いにくいように感じます。
バラの挿し木にする部分
実際にバラを挿す部分は、5枚葉の下から二節分です。
長さにすると大人の手のひらくらいの長さが挿しやすいです。
3枚葉の下の部分は茎が柔らかすぎるので挿し木には向いていないようです。
バラの挿し木のコツ
実際に挿し木をしていくのですが、用意するものはポットが一般的ですが、私は浅めの発泡スチロールの空き箱をよく利用します。
一度にたくさん挿せるので使い勝手がよいのです。
ポットや空き箱に先程お勧めした赤玉土を入れて、そこにバラを挿していきます。
土に挿す前に30分水につけておくと枯れにくくなりますよ。
バラの挿し木の管理
挿し木したバラが根付くまでに大体一か月くらいかかります。
この時期には、なるべく雨水にはあてないように軒下などで管理をしましょう。
雨水に当ててしまうと雨水の成分で病気を起こしたり、株が弱ったりする場合があるので注意しましょう。
順調にいけば、9月には蕾が上がります。
この蕾は、勿体ないようですが株の成長のために摘み取ってしまいましょう。
バラの挿し木の鉢上げ
しっかり根付いた株は、ポットから一回り大きい鉢に植え替えます。
この時の土はプランター用の土で十分です。
ホームセンターで売られているプランターの土は、殆どが元肥入りと書いてあり土に初めから肥料が入っているんですね。
ですので鉢上げの時は、肥料は必要ないです。
だんだんに葉の色が薄くなったり黄色くなってきた場合は、肥料切れを起こしているサインなのでその場合は、株元にパラパラと肥料をあげましょう。
だんだん慣れてくれば、葉の色でバラの状態もわかるようになってきますよ。
冬のバラの挿し木
冬でもバラの挿し木は出来るんですね。
2月に剪定した葉のない状態の枝を挿すことができます。
この冬の挿し木のことを休眠期挿しといいます。
通常の挿し木は根付くまでに一か月くらいですが、休眠期挿しは二か月くらかかります。
夏場の挿し木と違い、冬の挿し木は蒸れにくいので根が付きやすいのが特徴です。
まとめ
バラの挿し木の方法についてお伝えしてきました。
バラの挿し木のいいところは、お金をかけずにバラの数を増やせるところと思ってます。
私は特別お気に入りのバラは、必ず挿し木をして増やしています。
万が一そのお気に入りのバラが枯れてしまっても、挿し木をしておけば枯れてしまったことのショックを最小限に抑えることができますから。
お気に入りのバラの予備軍としても挿し木を活用するのもいいですよ。
是非、挿し木でたくさんのバラを育ててみて下さい。
コメント